20代を過ぎてから繰り返しできる吹き出物「大人ニキビ」はとても厄介ですよね。
思春期ニキビに比べて治りにくく跡になりやすいため、将来的にはそのニキビ跡が色素沈着してシミになることもあります。
ですから、大人ニキビは予防が一番。もしもできてしまったら早い段階で治すことが大切です。
大人ニキビの原因
10代の頃の思春期ニキビは、過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞ぐことによりできていました。
一方、20代を過ぎてからできる大人ニキビは
・表皮の新陳代謝(ターンオーバー)のリズムが崩れる
・分厚くなった古い角質層がうまく剥がれずに毛穴をふさぐ
ことによりできます。
そのため、乾燥肌でもできますし、頬や顎などのUゾーンに繰り返しできるのが特徴と言えます。
ターンオーバーのリズムを崩す要因
・睡眠不足
・ストレス
・偏った食生活
・飲酒、喫煙
・生活習慣の乱れ
働く大人なら誰もがいずれかに該当してしまいそうですね。大人ニキビをつくらないためには、これらを少しでも改善したいところです。
なかでも特に大事なのは睡眠です。肌のターンオーバーは眠っている間におこりますから質の良い睡眠をとることが美肌の必須条件といえるでしょう。
繰り返しできる原因
つぎに、頬や顎などのUゾーン、フェイスラインに繰り返しできる原因です。
・フェイスラインは水分量が少なく乾燥している
・手で触ることが多い
・枕、枕カバーを洗っていない
・洗顔料やシャンプーのすすぎ残し
・髭剃りの刺激
などが挙げられます。
大人ニキビの対処法
大人ニキビをつくらないために、できることから一つずつ対処していきましょう。
枕を清潔にする
枕は常に清潔にしておきたいものです。雑菌の繁殖した枕に顔が長時間触れるのは絶対にNGです。
枕カバーは洗い替えを用意して毎日洗濯し、カバーをはずした枕には除菌スプレーをしておきましょう。
洗顔をしっかりする
洗顔時、顔の中心ばかりすすいでフェイスラインのすすぎが不十分になりがちです。洗顔料が残ると毛穴をふさいでしまうので、しっかりすすぎましょう。
シャンプーを洗い流すときも頭髪だけでなくフェイスラインまでしっかりすすぎましょう。

保湿する
正しい洗顔で毛穴汚れをしっかり除去し、洗顔後はフェイスラインまできちんと保湿する。適度な皮脂分泌量でいるために保湿がとても重要です。
栄養をしっかり摂る
タンパク質とビタミン類をしっかり摂取する。バランスの良い食事は肌だけでなく健康体の源ですね。
運動をする
適度な運動をして代謝をアップさせる。代謝がアップすれば肌のターンオーバーも促進されます。
まとめ
肌や体に起こるトラブルはやはり生活習慣ですね。
大人ニキビができる原因を把握し、正しい生活習慣を身に付け、しっかりと対処していきましょう!
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